トラブル別ソリューション
デジタルサイネージが映らない
「エントランスの案内表示が点灯しない」「会議室予約システム用のサイネージが操作しても反応しない」といった不具合は、来訪者への印象を大きく左右するだけでなく、社内の情報共有や業務運営にも影響を及ぼします。デジタルサイネージは家庭用テレビとは異なり、長時間の連続稼働やネットワーク接続を前提に設計されています。そのため、熱の蓄積による一時的なシステムダウンや、配信機器・ネットワーク機器・配線のいずれかに起因するトラブルが発生しやすい特徴があります。
本記事では、オフィスでデジタルサイネージが映らなくなった場合に、社内担当者がまず確認すべき基本項目と、配線トラブルを見極めるためのポイントを整理して解説します。
トラブルの解決方法
ディスプレイ本体と配信元機器の電源状態を再確認する
サイネージが表示されない場合、最初に確認すべきは電源供給の有無です。基本的な項目ですが、実際の現場では意外と見落とされがちです。まず、ディスプレイ本体の電源ランプが点灯しているかを確認してください。電源タップのスイッチがオフになっていないか、ブレーカーが落ちていないかも併せてチェックします。
次に、映像を配信しているプレーヤー機器(STB、ミニPC、メディアプレーヤーなど)の電源状態を確認します。オフィスでは清掃作業やレイアウト変更の際に、ケーブルが引っ張られたり、プラグが半抜け状態になったりするケースが少なくありません。スケジュール機能によって自動的にスリープモードに入っている可能性もあります。本体ボタンやリモコン操作で画面が復帰するかを確認することが、復旧への第一歩です。
システムの再起動と同期状態のリセットを試みる
電源は入っているのに画面が黒いまま、あるいは「信号なし」と表示される場合は、システムの一時的なフリーズや内部エラーが疑われます。業務用サイネージは長時間連続で稼働するため、メモリ不足や処理エラーが蓄積することがあります。
その場合は、正しい手順で再起動を行います。
- ・まず配信元機器の電源をオフにする
- ・次にディスプレイ本体の主電源を切る
- ・数分間待って内部の電気を放電させる
- ・ディスプレイ → 配信機器の順に電源を入れる
この順序を守ることで、信号の再認識が正常に行われやすくなります。
クラウド型の配信システムを利用している場合は、再起動後に管理画面へログインし、端末が「オンライン」状態になっているかも確認してください。同期エラーやネットワーク切断が原因でコンテンツが表示されないケースもあります。
HDMIなどの映像ケーブルとネットワーク配線の接続確認
再起動しても改善しない場合は、物理的な配線トラブルを疑います。特に壁掛け設置や天吊り設置のサイネージは、自重や振動によりHDMIケーブルが緩むことがあります。一度ケーブルを抜き、端子部分にホコリや異物がないかを確認してください。そのうえで、奥まで確実に差し込み直します。中途半端な接続は映像のチラつきや「信号なし」の原因になります。
有線LANでコンテンツ配信を行っている場合は、LANケーブルの接続状態も重要です。ハブ(HUB)のポートランプが点灯・点滅しているかを確認し、通信が成立しているかをチェックします。ケーブルが折れ曲がっていたり、被覆が傷ついていたりする場合は、内部断線の可能性もあります。その際は、新しい規格(CAT6以上など)のLANケーブルに交換して動作確認を行うと改善することがあります。
デジタルサイネージの設置や配線トラブルは高知配線工事.comまで
デジタルサイネージは、単なるモニターではなく、電源・映像・ネットワークが複合的に関わるシステムです。壁内の隠蔽配線や高所設置、複数台の連動表示などが絡む場合、社内での対応には限界があります。基本的な確認を行っても改善しない場合や、配線劣化による映像の乱れ、接触不良が疑われる場合は、専門業者への依頼が安全かつ確実です。
高知配線工事.comでは、サイネージの設置工事から配線の引き直し、機器の再設定まで一貫して対応いたします。美観を損なわない隠蔽配線や、安定した配信環境の構築も可能です。オフィスの印象と情報発信力を支えるデジタルサイネージを、安心して運用できる環境づくりをサポートいたします。
